雀始巣(すずめはじめてすくう)
昨日は春分の日でした。昼と夜の長さが同じになる日です。
雀始巣(すずめはじめてすくう)3月20~24日頃です。雀が巣を作り始める頃。昼の時間が少しずつ伸び、多くの小鳥たちが繁殖期の始まりです。
あいにくの雨続きで肌寒ですね。
春分の日は、春彼岸の中日でお墓参りにも皆様いかれるのでしょうね。
秋分の日と同様、太陽が真東から真西に沈み、あちらの世界とこちらの世界が通じやすとして、お墓参りの習慣がありますね。
「ぼたもち」と「おはぎ」は、漢字で書くと「牡丹餅(ぼたもち)」と「お萩(はぎ)」です。由来は春のお彼岸の頃には「牡丹(ぼたん)」の花が咲き、秋のお彼岸の頃には「萩(はぎ)」の花が咲くことだそうです。
同じ食べ物ですが、食べる季節により呼びわけるようになっています。
あんこに使われる“あずき”は、昔から悪いものを追いはらう効果があるとされていますが、小豆には利尿作用があるので、身体の中の悪いものを排出するというところから、あながち間違っていませんね。
春は、種をまきの季節、食物の成長を願います。、秋は、食物の収穫の季節です。この時期にあずきを使った食べ物を食べたり、ご先祖さまに感謝することは、自然への感謝や祈りとも深く結びついているのです。昔の人々は、自然を暮らしの中に上手にとりいれていたんですね。
「静」と「靖」どちらも「青」の字が入っています。しずかな様子を表すのは同じですが、少し、意味合いが違ってきます。