質問がありました。

半夏生について、「はんげしょうではないの?」の質問がありました~

こんなマイナーなブログを読んで下さる(笑)貴重な方からなので記述しまぁ~す!

七十二候の二十四節気では正しくは、はんげしょうずなんですよ!

雑節でははんげしょうと読みます。

昔は二十四節気の夏至の日から数えて、11日目のことを指しましたが現在は太陽の横径が100℃の点を太陽が通過する日と定義されているそうです。

調べていたら、タコだけではなくうどんや餅、鯖を食べる地域もあるんですって!

それと、ハンゲっていう妖怪までいるんですって!農業が中心だった日本では半夏の日までに田植えを終わらせることが大切な節目で、半夏から5日間は休みとするため、ハンゲという妖怪が徘徊すると噂されていたようです。

半夏生と呼ばれる経緯はいくつかあるそうですよ。

・「烏柄勺」(からすびしゃく)薬草で、この薬草が生える時期を指して名づけられた説

こちらが漢方薬に使われる「半夏」です。サトイモ科で球茎の皮を乾燥させて使います。

「半夏厚朴湯」「半夏瀉心湯」などです。

 

・半夏生という別の植物(和名では片白草)が、花を咲かせると葉の一部だけ、白くなるそうで、それが半分だけ化粧をしたみたいなので半化粧が半夏生となった説です。

こちらはドクダミ科の植物です。

 

全然別の植物なんですね。今回は半夏生を掘り下げて書いてみました。昔の人々は四季の変化を肌で感じながら暮らしていたんでしょうね。

2017年07月03日