菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

菜虫化蝶(なむしちょうとなる)3月16~20日頃。

青虫がもんしろちょうになる頃です。桃の花や菜の花と春の訪れを感じます。

暖かくなり、桜の開花宣言も、もうすぐ?と言われています!が、今日はあいにくの雨ですね。桜もあまり早く咲きすぎると、少し入学のシーズンが寂しいですね。

菜の花食べますか?

妊娠中や授乳中の女性には必要な葉酸が豊富に含まれていて、お勧めの食材です!

菜の花には、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンBなどのビタミン類やカルシウム・カリウムなどのミネラル類、食物繊維が豊富です。

独特のほろ苦さは、ケンフェロールと呼ばれ、ポリフェノールの1種で、体内のエネルギー代謝を促し、脂肪燃焼をサポートすることで、ダイエット効果が期待されている成分の1つです。

辛味成分のイソチオシアネートも含まれ、貧血予防や血行不良を改善させる効能があり、さらにはデトックス効果も期待されています。

実は菜の花にはイソチオシアネートの前駆体グルコシノレートの含有量がアブラナ科のなかでもトップクラスであり、特に蕾部分に豊富に含まれているため、菜の花を食べる際は蕾を取らずに、丸ごと食べると良いですよ。

他にも水溶性のビタミンCには美肌効果があり、食物繊維にはお通じの改善などといった効果や効能が期待出来ますので、女性には嬉しい食材ですね。

漢方の世界でもたいへん有名で、中国の薬物書「本草綱目」には「熱を伴い炎症及び腫物を治癒し、鬱血・瘀血を除き、血液の滞りをなくす」と記述されているそうです。

おひたしは定番ですが、パスタと会えてもアクセントが効いて抜群の組み合わせです。

 

命名

春の花「桃」「杏」の漢字のことなど公開しています🌼

2018年03月16日