鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

1月30~2月3日頃です。

鶏が鳥屋に入って卵を産み始めると言われていて、本来、鶏は冬は産卵せず、春が近づくと卵を産むんですね。

元々の鶏は、6~10個の卵がたまると巣で抱卵をはじめるという性質がありました。その数に達する前に卵を取り上げてしまうと、玉子の数がそろうまで何度も産み足すそうです。

この性質を利用され徐々にたくさんの卵を産むように「改良」されていきました。
また、周囲が明るく10時間以上の日照があると産卵が促進されるため、鶏舎の照明を朝夕点灯して、雌鶏に秋の訪れを感じさせないようにして、一年中産卵するように方法が考え出されたのです。

少し、不自然ですね。でも、そのおがけで、安価な値段で玉子が食べれるわけです。

でも、最近は平屋飼いなど自然な形での飼い方をされたものも増えてきています。

こちらは少し値段は高いです!

アミノ酸スコアはご存知ですか?

たんぱく質に含まれる9種類の必須アミノ酸のバランスを数値化したものです。

9種類の必須アミノ酸のうち、1種類でも不足していると身体の中で有効に活用されないため、アミノ酸スコアは「0」となります。アミノ酸の摂取はバランスがとても大切です。

そのアミノ酸スコアが「100」なのが玉子です。

お米の場合は、アミノ酸スコアが68で、アミノ酸のバランスが良いとは言えませんが、お米に不足しているリジンを多く含む、納豆や豆腐などの大豆製品と一緒に食せば、含まれているアミノ酸も十分に活用されるようになります。

食事はバランスが大切です。

でも、玉子は栄養面から考えても1日1個は食べると良いと言われています。

女性の方への食事の在り方、「医師 岩橋栄」からのyou tube動画をご覧ください。

2018年01月30日