小寒

今日は、小寒です。寒さが一段と厳しくなります。寒の入りとも言われますね。

小寒から節分までの30日間は「寒の内」で、寒が明けると立春になります。

72候は、芹乃栄(せりすなわちさかう)1月5~9日頃 芹が盛んに育つ頃。

芹(せり)は、春の七草のひとつで、7日の七草粥に入れて食べられます。

『春の七草』全部言えますか?

邪気を払い、無病息災を願って食べられて来ました。

お正月の豪華な料理につかれた胃にピッタリです!

是非、7日には召し上がって下さいませ。

☆セリ
ビタミンCやミネラルが豊富に含まれています。
鉄、食物繊維を含み、貧血や便秘に効果があると言われています。

☆ナズナ
カルシウム、鉄分、ビタミンが血圧を正常数値に保ち高血圧を予防すると言われています。

殺菌作用、消炎作用、止血作用、血液循環促進作用、抗菌作用、利尿作用、収斂作用、血液低下作用、解熱作用など。

☆ゴギョウ
咳をしずめる効果や風邪を改善する効果があるとされています。
吐き気や胃炎をしずめ、咳、たん、熱をとり風邪の予防にもなる。

☆ハコベラ
整腸効果・利尿作用があります。口臭を予防するとも言われています。
たんぱく質やミネラルも多く含まれています。

☆ホトケノザ
健胃効果があり、民間では生薬としても利用されています。また、風邪の症状を改善する効果もあります。

☆スズナ
これは、カブですね。白い部分には、アミラーゼ、ジアスターゼが豊富で、消火を助けてくれます。茎にはカルシウムが豊富に含まれ、骨量低下の予防にもなります。
胃腸を温める食材として、古くから珍重されてきました。

☆スズシロ
こちらは、大根ですね。根の部分には、スズナと同様にアミラーゼが多く含まれていて、胃炎や胸焼けを改善する効果があります。
グリコシダーゼなどの酵素により、食物の消化を助け、腸の働きを整えてくれます。

2018年01月05日